2015/03/29
指揮棒のちょっとした雑学
指揮者が持っている指揮棒、
重心の位置が指揮棒の長さや種類によって微妙に違うのです。
手で持ったときにちょうど重心がくる指揮棒の場合、バランスが取れているので重さを全然感じないで振ることができますし、手の位置よりも先の方に重心がくるものだと、握るところに重さを感じるので振ったときにしっかりとした振りごたえを感じることができます。
棒の部分の種類も、グラスファイバー製からカーボン製まであります。
握る部分の素材もコルクからバラの木なんてオシャレなものまであります。
お値段的に安いので僕が持っているのはグラスファイバーで握る部分はコルクの指揮棒ですが・・・w
下の指揮棒はちょうど握って指でつまむ部分に重心があるので持ったときに重さをほとんど感じなく軽く振れますが、上の指揮棒は重心が少し先っぽの方にあるので重さを感じつつキリッとした振りかたをするのに楽、っというイメージ?
さてさて、普段は指揮者が持ってしまうためまず見えることがないグリップ部分の写真がこちらです。
そう、何か丸いものが底についております。
これ、装飾用の貝殻であります!!
こんな見えない部分にもオシャレをするなんて、なんとも良いものですねぇ!!
螺鈿(らでん)は真珠貝の裏側を使った装飾技法ですし、貝殻ってのは虹色に輝いていて綺麗なものです
目のめちゃくちゃいい人なら指揮者の手元にご注目あれ!?
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